最終更新日:2024/11/27 * セリフ素材3145点 + テキスト読み上げ音声合成, 歌声合成, コーパス音声,AIボイチェン など

新しい配信用マイクが最高すぎるので紹介させてください!

目次

マイクが大きすぎて配信しづらくて悩んでました

ずっと録音用マイク(audio technicaのAT4040)で配信してたけど、思い切って配信用マイクを買いました!
新しく買ったのは、録音用と同じAudioTechnicaの「ATH-M50xSTS」です。

AT4040は録音室での収録には最高だけど、配信では使いづらくて悩んでいました。

悩み1. 大きくて邪魔

常に画面を見ていろんな操作をする配信では、録音だけするときよりも画面と顔の距離が近くなる上、カメラで顔をトラッキングする必要もあるので、マイクが大きいとすごく邪魔でした。

  • マイク(とU型ポップガード)で画面の一部が隠れて見えない
  • マイクが邪魔でフェイストラッキングが外れやすい
  • マイクが大きくて真正面に置けないのでベストな声を収録できない
  • マイクスタンドが邪魔で机が狭い
  • マイクスタンドに手やゲームコントローラーや頭をぶつける
  • キーボードを横にずらして液晶タブレットを置きたいときにスペースがたりない

悩み2. 音を拾いすぎる

AT4040は普通のコンデンサマイクなので、小さな音もしっかり拾ってくれます。
本気で録音するときは空調などもすべて止めるし、物音を立てないように気をつかうので問題ありませんが、いろんな操作をしながら長時間やる配信では、この集音力の高さが逆に悩みの種でした。

  • キーボード、マウス、エアコン、加湿器、PCファンなどの音まで配信に乗る
  • リップノイズが目立つ
  • 緊急車両のサイレン、食洗器の終了音、近隣の突発的な大声など、周囲の音も入ってしまうから緊張する
  • 大きな声を出すと反響音がしっかり入る

悩み3. セッティングが大変

AT4040は湿度管理が必要なコンデンサマイクなので、部屋に出しっぱなしにはできません。なので、配信のたびにドライボックスから出して、配信が終わったらすぐ片づける必要があります。

  • 配信のたびにマイクスタンドを設置して、マイクを防湿箱から出してセッティングしないといけない
  • 毎回微妙に距離や角度が変わるので、音量が安定しない

悩み4. その他

  • 作業配信などで顔の角度や位置がずれると声が遠くなる(すごく小さくなる)
  • 歌枠で体が動いてしまうと音量が激しく変わる
  • 歌枠で特定の曲だけ立って歌う、など柔軟な運用ができない
  • フェイストラッキング用iPhoneのケーブルが近くを通るので、ケーブル位置が悪いとハムノイズが入る
  • マイクにミュートボタンがないから咄嗟に音を消すことができない

配信アーカイブを自分で確認しても、リップノイズ・大きな声を出したときの反響・キーボードやマウスの音など、気になるところがたくさんありました。

AT4040の音質はとても好きだけど、配信用としてはとにかく使いづらい…というのが悩みでした。(マイクのサイズ感は、リンク先の公式サイトの写真で確認できます)

配信用マイクを買いました!

AT4040はそれなりにお値段もする良いマイクだし、マイクを変えると音質が落ちるかもって怖かったけど、「どれだけ良いマイクでもちゃんと使えてないなら意味がない」と気がついて、配信に最適なマイクを探すことにしました。

配信用マイク探し

配信用マイクに求める条件は、とにかく邪魔にならなくて、音質もできるだけ落ちないもの。できれば簡単にセッティングできるもの。

いろいろ調べてみつけたのが、録音用のAT4040と同じaudio technicaから出ている、モニター用ヘッドホンにマイクがくっついた形の、いわゆるヘッドセット型マイクのATH-M50xSTSでした。

ATH-M50xSTSは配信者のために設計されたヘッドセットで、プロも使っているモニターヘッドホンのATH-M50xに、配信用マイクとして大人気のAT20シリーズのマイクの技術を取り入れた指向性マイクがついています。
(あみたろは録音用としてATH-M50xより少し古いaudio-technica ATH-SX1aを愛用しています)

ATH-M50xSTSには、オーディオインターフェースの48V電源につなげて使うXLRタイプと、オーディオインターフェース不要のUSBタイプがあります。
あみたろは配信オーディオインターフェース(UR12)を持っているので、より音質が良いとされるXLRタイプを選びました。

ATH-M50xSTSを配信に使ってみた感想

とにかく使いやすい! 最高!! の一言です。
マイクが邪魔にならないって、常に口との距離を一定に保てるって、なんて便利なんだろう!

ATH-M50xSTSの良いところは、こんな感じ。

  • 感覚としては「ヘッドホンをつけてるだけ」で邪魔にならない、視界も机も広い!
  • こんな小さなマイクとは思えないぐらい音質が良くて、配信用としては十分
  • 至近距離から口元の音を拾う設計だから、キーボード音など周囲の音を拾いにくい
  • マイクの高さを微調整できるからポップガード不要
  • リップノイズもAT4040より気にならないかも
  • マイクを上に上げるだけでミュートになるから安心
  • マイクに手が当たってもなぜかほぼ無音
  • 出しっぱなし・つなぎっぱなしでOKだからマイクセッティングの時間がゼロに
  • ヘッドホンの音が良くて自分の声もしっかり聴こえるから、不必要に声を張り上げることが減った(声が返ってくるのはオーディオインターフェースの機能だけど、それがしっかり聴こえる)

「録音には使えないけど配信用なら問題ない」ぐらいの音質ならいいな、と思って買ったけど、予想以上に良いマイクでした。

これから自宅録音したい初心者さんもおすすめ!

ポップガードもマイクスタンドもなしでこの音質、マイクとの距離を気にしなくていいから安定感も抜群、ヘッドホンとしてもすごく音が良くて録音しやすい。USB接続タイプなら、オーディオインターフェースも不要。
「これ、まだ機材を持っていない人の録音用マイクとしても最適じゃない?」と思ったので、Xでも全力でおすすめさせていただきました。

アフィリエイトとかじゃないからあみたろには1円も利益はないけど、実際に買ってくれた人がいて嬉しかったです!
この感動を分かち合いたい…!

ATH-M50xSTSでの配信音声サンプルと、AT4040との比較

配信で実際に使うとどんな声になるか、AT4040での配信と比較しながらご紹介してみました。
OBSの音声フィルタの設定も公開してます!

YouTubeのチャプター機能で、音声比較のところなどにすぐ飛べるので、リンクをクリックしてYouTubeから見るのがおすすめです。
(ついでにチャンネル登録や高評価も押してくれたらとっても嬉しいです。活動をいろんな人に知ってもらえるようになるので!)

【作業49】新マイクの音声フィルタ公開&音声編集作業【あみたろの声素材工房】【作業49】新マイクの音声フィルタ公開&音声編集作業【あみたろの声素材工房】

いろいろ落ち着いたら、ちゃんとした紹介動画も作りたいです。いろいろがんばります!

ご支援ありがとうございました!

PC買い替え貯金中なのでマイクを買い替えるかかなり悩んだのですが、配信一周年記念にAmazonギフトカードをくださった方がいたので、そちらを購入資金の一部にあてさせていただきました。ありがとうございました!

新しいPCもようやく注文できたので、そのうちご紹介しますね。
春までに、コーパス収録配信やセリフ素材リクエスト&収録配信なんかもできるといいな。

あみたろの声素材工房
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