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あみたろの声素材工房・録音環境
あみたろの声素材工房製作の音声の、録音環境はこちらです。
※ 現在公開している声素材は2002年頃からコツコツ追加し続けているので、収録時期によって録音環境や音質が若干異なります。(どの素材を一緒に使っても違和感がないよう、できるだけ調整はしています)
最新の録音環境
機材等 | 名称 | 備考 |
---|---|---|
部屋 | 自宅録音室 | |
マイク | audio-technica AT4040 | コンデンサーマイク |
オーディオI/F | Steinberg UR242 | |
ポップガード | STEDMAN PROSCREEN XL | 金属製 |
ヘッドホン | audio-technica ATH-SX1a | |
リフレクションフィルター | CLASSIC PRO CAR900 |
自宅録音室について
自宅録音室は、工務店に依頼して作っていただきました。約2.4畳。
夜中に思いっきり叫んでも外には聞こえないので、安心して思い切った声が出せるようになりました。
壁の中には全方位、防音性能の高い断熱材セルロースファイバー(セルローズファイバー)を詰め、壁材は音楽室のような穴のあいたものに。
床は厚手のカーペット仕上げ、天井は防音仕様の天井材です。
階下からの音が響かないよう、録音室の床と階下の天井の間には空間が設けられています。
(商品廃盤のため最新商品にリンクしました。壁・天井ともにこれらの旧型を採用しています)
2022年に録音室を改造し、反響音が激減しました。
声素材も新環境で順次作り直しています。
録音室の反響音対策、大成功!!
元の録音環境と、反響音の悩み あみたろの音声はすべて、工務店施工の自宅録音室で収録しています。 ざっくり言うと、学校の音楽室みたいな孔つきの壁や、吸音タイプの…
録音室のデータ
- 山梨大学(当時)の森勢将雅さんにお越しいただいて、録音室の環境を計測していただいたところ、反響音は録音スタジオに近いぐらいに抑えられているとのことでした。
あみたろの声素材は実際に、大手商業作品にも多数使っていただいています。 - 森勢さんからいただいたデータはこちらです。
A特性重み付き雑音レベル:18.5 dB
(リオン,NL-52EX)
残響時間 (T60):220 ms
計測条件:T60はインパルス積分法[1]に基づいて推定.
インパルス応答はTSP法[2]により計測.
収録はサンプリング周波数48 kHz,量子化ビット数24 bitで行われた.
TSPの長さは524288サンプル (約10.82秒)である.
計測責任者:森勢将雅 (山梨大学,現在明治大学)
2012年~2020年頃の録音環境
機材等 | 名称 | 備考 |
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部屋 | 自宅録音室 | |
マイク | SONY ECM-360 | エレクトリットコンデンサーマイク |
オーディオI/F | ONKYO SE-U55GX | |
ポップガード | キクタニ PO-5S | |
ヘッドホン | audio-technica ATH-SX1a | |
リフレクションフィルター | 自作の吸音BOX | シナベニヤで作った箱の内側に吸音ウレタンを敷き詰め、中にマイクを設置 |
~2012年頃の録音環境
機材等 | 名称 | 備考 |
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部屋 | 普通の洋室 +防音カーテン +雨戸 |
無印良品のフレーム型ハンガーを使って、自分の周りを厚手のバスタオルで囲みました |
マイク | SONY ECM-360 | エレクトリットコンデンサーマイク |
オーディオI/F | ONKYO SE-U55GX | |
ポップガード | キクタニ PO-5S | |
イヤホン | 忘れました… | |
リフレクションフィルター | 自作の吸音BOX | シナベニヤで作った箱の内側に吸音ウレタンを敷き詰め、中にマイクを設置 |
あみたろの声素材工房・使用ソフト
機材等 | 名称 | 備考 |
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ノイズ除去 | RX10 Advanced | リップノイズ/ポップノイズ除去、古い声素材のハムノイズや反響音の除去 |
波形編集 | SoundForgePRO 15 | 波形編集全般、手描きでの波形修正、クリックノイズ除去 |
スペクトラム編集 | SpectraLayersPRO 7 | 音声をPhotoshopみたいに画像で編集するソフト。これを使った手作業でしか取れないリップノイズの除去などに |
ピッチ補正 | Melodyne 5 Studio | UTAU調声時にピッチを見たり |
音声処理 | WAVES Platinum | 音声をいろいろ加工する時に |
波形編集 | YAMAHA TWE 2.3.1 | 2021年に上記ソフトを購入するまでは、全部これで手作業 |
2021年にソフト類を一新したので、その前後で処理も大きく変わっています。
2021年まではすべて手作業の波形編集でリップノイズの除去などをやっていました。